
≫ 不動産営業の志望動機、何を書けばいい?
「不動産業界は未経験だから、志望動機に書けることがない。」
不動産営業への転職を考え、履歴書や面接の準備を始めたとき、このように悩む方もいるでしょう。
「家を見るのが好きだから」
「人と話す仕事が好きだから」
「不動産は収入が高そうだから」
思い浮かぶ理由はあっても、それをそのまま志望動機にしてよいのか迷うこともあります。
結論からいうと、未経験者の志望動機で大切なのは、立派な文章を作ることではありません。
なぜ不動産営業に興味を持ったのか、これまでどのような経験をしてきたのか、その経験をどう仕事に活かしたいのか、これから何を学びたいのかを、自分の言葉でつなげることが重要です。
不動産業界で働いた経験がなくても、これまでの仕事や生活の中に、不動産営業へつながる経験がある場合があります。
この記事では、未経験から不動産営業を目指す方に向けて、志望動機を考える順番と、これまでの経験をどう伝えればよいのかを分かりやすくご紹介します。
≫ 志望動機は「きれいな文章」から考えない
志望動機を書こうとすると、最初から完成した文章を作ろうとしてしまいがちです。
しかし、最初から文章にすると、インターネットで見かけるような似た内容になりやすくなります。
まずは文章ではなく、次の4つを整理してみてください。
① なぜ転職したいのか。
② なぜ営業なのか。
③ なぜ不動産なのか。
④ これまでの経験をどう活かせそうか。
この4つがつながると、自分らしい志望動機になっていきます。
「志望動機を書かなければ」と考えるより、自分がなぜこの求人を見ているのかを整理することから始めるのがおすすめです。
≫ STEP1|まず「なぜ転職したいのか」を整理する
転職を考えた理由は、人によって違います。
もっとお客様と深く関わる仕事がしたい。
専門知識を身につけたい。
地域に関わる仕事をしたい。
これまでの接客経験を違う形で活かしたい。
成果が自分の成長につながる仕事がしたい。
将来につながる仕事を覚えたい。
この段階では、きれいな言葉にする必要はありません。
大切なのは、自分が今の仕事や働き方から何を変えたいと思っているのかを考えることです。
ただし、志望動機を「今の会社が嫌だから」だけで終わらせると、次の仕事で何をしたいのかが伝わりません。
「何から離れたいか」だけではなく、「これから何をしたいか」まで考えてみてください。
≫ STEP2|「なぜ営業なのか」を考える
不動産会社には営業以外にも、事務、営業アシスタントなどさまざまな仕事があります。
その中で営業を希望するなら、自分が営業という仕事のどこに興味を持ったのかを考えてみます。
お客様と直接話したい。
相談を受けながら提案したい。
一つの仕事を最後まで担当したい。
自分の仕事の成果を実感したい。
人の大きな決断に関わる仕事がしたい。
このような理由があるかもしれません。
営業経験がなくても構いません。
重要なのは、「営業だから何となく」ではなく、営業という働き方のどこに興味を持っているのかを自分なりに整理することです。
≫ STEP3|「なぜ不動産なのか」を考える
次に考えたいのが、なぜ数ある営業職の中で不動産営業なのかです。
住宅そのものに興味がある。
自分自身が家探しをしたことがきっかけになった。
土地や建物について専門知識を身につけたい。
暮らしに深く関わる仕事がしたい。
地域に密着して働きたい。
住宅購入や不動産売却という大きな判断に関わる仕事に興味を持った。
理由は一つでなくても構いません。
ただし、「不動産は稼げそうだから」という理由だけでは、仕事内容そのものへの関心が伝わりにくくなります。
給与や評価制度も転職では重要ですが、それとは別に、仕事内容のどこに興味を持ったのかを考えてみてください。
≫ STEP4|これまでの経験から「使えるもの」を探す
未経験者が志望動機を考えるときに最も大切なのが、この部分です。
「不動産経験がない=活かせる経験がない」ではありません。
これまでの仕事で身につけたことを、不動産営業の仕事と結び付けて考えます。
例えば、
人の話を聞く。
相手に分かりやすく説明する。
複数の予定を管理する。
数字を確認する。
期限を守る。
問い合わせへ対応する。
チームで情報共有する。
トラブルが起きたときに対応する。
新しい仕事を覚える。
こうした経験は、業界が違っても活かせる可能性があります。
≫ 接客業経験者なら、何を伝えればいい?
飲食店、小売店、ホテル、サービス業などで接客をしてきた方には、お客様と直接向き合ってきた経験があります。
例えば、
お客様の希望を聞いた。
困っていることに気づいて対応した。
分かりやすく商品やサービスを説明した。
クレームに対応した。
相手によって接し方を変えた。
このような経験です。
不動産営業でも、お客様が何を希望し、何に不安を感じているのかを聞くことが重要です。
そのため、単に
「接客経験があります。」
で終わらせず、
「接客の中で、お客様の希望を聞いて提案することにやりがいを感じてきた。その経験を、より長くお客様と関わる不動産営業で活かしたい」
というように、経験と志望理由をつなげて考えることができます。
≫ 営業経験者なら「売った実績」だけでなく考え方も伝える
他業種で営業を経験している場合、営業経験そのものは強みになります。
ただし、売上や件数だけを伝える必要はありません。
どのようにお客様のニーズを聞いていたのか。
どのように提案内容を考えていたのか。
長期的な顧客関係をどう築いていたのか。
目標達成のためにどのような工夫をしていたのか。
こうした仕事の進め方も重要です。
不動産は高額な商品を扱うため、ただ商品を勧めるのではなく、お客様が判断するための情報を整理する必要があります。
「営業経験を、不動産というより大きな判断を支える仕事へ活かしたい」という形でつなげることもできます。
≫ 事務職経験者にも、不動産営業へ活かせる力があります
「ずっと事務職だったので、営業へ活かせる経験がない」と考える必要はありません。
不動産営業には、細かな確認作業がたくさんあります。
書類を確認する。
予定を管理する。
必要な連絡を忘れない。
数字を確認する。
複数のお客様の状況を整理する。
こうした業務では、事務職で身につけた正確さや管理能力が活かせる可能性があります。
例えば、
「事務職で身につけた確認力やスケジュール管理を活かしながら、今後はお客様と直接関わる仕事にも挑戦したい」
という考え方もできます。
≫ 建築・リフォーム関係の経験がある場合
建築、リフォーム、住宅設備、工事関係などで働いた経験がある場合、住宅そのものへの知識が役立つことがあります。
建物を見る視点。
施工の流れ。
設備。
リフォーム。
現場での調整。
こうした経験です。
ただし、不動産営業には不動産取引特有の知識も必要になります。
「住宅について知っているから不動産営業もすぐできる」と考えるのではなく、
「これまでの住宅に関する経験を土台に、不動産取引について新しく学びたい」
という姿勢の方が自然です。
≫ 異業種からの転職でも「何を身につけたか」を探す
接客、営業、事務、建築とはまったく違う仕事をしてきた方もいるでしょう。
その場合も、前職の業種名だけを見る必要はありません。
仕事を通して、何を身につけたでしょうか。
人と協力して仕事をした。
期限を守った。
責任を持って担当業務を進めた。
お客様からの問い合わせに対応した。
新しい仕事を覚えた。
ミスを防ぐために確認方法を工夫した。
こうした経験も、不動産営業へつながる可能性があります。
業種ではなく「自分は仕事で何をしてきた人なのか」という視点で振り返ってみてください。
≫ 志望動機は「過去→現在→未来」で考えるとまとめやすい
志望動機がまとまらない場合には、次の順番で考えると整理しやすくなります。
過去|これまで何をしてきたか
どのような仕事を経験し、何を身につけたのか。
現在|なぜ不動産営業に興味を持ったか
転職を考えた理由と、不動産営業に興味を持ったきっかけ。
未来|入社後どうなりたいか
何を学び、どのような仕事ができるようになりたいのか。
例えば、
「接客業でお客様の希望を聞き、提案する仕事を経験してきた。」
「その経験から、もっと長くお客様の人生に関わる仕事がしたいと考え、不動産営業に興味を持った。」
「入社後は不動産や地域について学び、お客様が納得して住宅を選べるようサポートできる営業を目指したい。」
という流れです。
この考え方なら、自分の経験を無理なく志望動機へつなげられます。
≫ 「なぜこの会社なのか」も考える
不動産営業に興味を持った理由だけではなく、応募する会社についても考えてみましょう。
不動産会社には、それぞれ違いがあります。
どの地域を中心にしているのか。
どのような不動産を扱っているのか。
購入・売却のどちらを扱っているのか。
どのような営業方法なのか。
どのような考え方でお客様と接しているのか。
応募前にWEBサイトを確認して、自分が興味を持った部分を整理します。
センチュリー21ホームサービス伏見桃山店は、京都市伏見区を中心に、住宅購入や不動産売却などのご相談に対応しています。
また、営業(アドバイザー)募集は、WEBサイトや広告などからお問い合わせいただいたお客様への対応を中心とした反響営業です。
地域密着の仕事に興味がある。
伏見区について詳しくなりたい。
購入だけでなく売却についても学びたい。
お問い合わせいただいた方と向き合う営業に興味がある。
そのような部分に自分が共感するのであれば、志望理由の一つになります。
≫ 京都市伏見区を知らなくても志望できますか?
伏見区に詳しくなければ、不動産営業へ応募できないというわけではありません。
ただし、地域密着型の不動産営業では、地域を知ることが仕事に役立ちます。
伏見桃山。
丹波橋。
深草。
藤森。
竹田。
醍醐・石田。
向島。
淀。
羽束師・久我・横大路・下鳥羽。
実際に物件を見ることで、それぞれの地域の住宅や道路、交通環境などを少しずつ覚えていきます。
志望動機でも、無理に「伏見区を知り尽くしています」と言う必要はありません。
「地域についてこれから学び、お客様への提案に活かしたい」という姿勢も一つの考え方です。
≫ 志望動機で避けたい3つのパターン
① インターネットの例文をそのまま使う
きれいにまとまっていても、自分の経験が入っていなければ、面接で詳しく聞かれたときに説明しにくくなります。
② 「家が好きだから」だけで終わる
住宅への興味はきっかけになりますが、不動産営業には調査、契約、確認などの仕事もあります。仕事内容を理解したうえで志望していることが伝わる方が自然です。
③ 自分を必要以上によく見せる
未経験なのに専門知識があるように見せたり、実際にはない経験を作ったりする必要はありません。
できないことを隠すより、これから何を学びたいかを整理してください。
≫ 「御社の理念に共感しました」だけでは伝わりにくい
志望動機でよく使われる表現に、
「御社の理念に共感しました。」
があります。
もちろん、本当に共感したのであれば問題ありません。
ただし、それだけでは、どこに共感したのかが分かりません。
例えば、
地域密着で仕事をしている点。
購入だけでなく売却の相談にも対応している点。
問い合わせのお客様に対応する反響営業である点。
不動産情報だけではなく地域情報も発信している点。
など、自分が実際に興味を持った具体的な部分まで考えてみると、自分の言葉になります。
≫ 志望動機は「会社に気に入られる文章」ではありません
志望動機を書くとき、「会社が喜びそうなことを書かなければ」と考えすぎる必要はありません。
転職は、会社だけが応募者を選ぶものではありません。
応募者自身も、その会社で働きたいのかを考える必要があります。
仕事内容に興味があるか。
働き方は自分に合いそうか。
新しい知識を学べそうか。
その地域で仕事をしたいか。
会社の考え方に納得できるか。
こうしたことを考えた結果として「ここで働いてみたい」と思えた理由が、本来の志望動機です。
≫ 志望動機を作る前の5つの質問
文章を書く前に、次の質問へ自分なりに答えてみてください。
① なぜ今、転職しようと思ったのか。
② なぜ営業職に興味を持ったのか。
③ なぜ不動産の仕事なのか。
④ これまでの仕事で身につけたものは何か。
⑤ 入社後に何をできるようになりたいか。
この5つが整理できれば、志望動機の土台はかなりできています。
≫ 志望動機の基本的な組み立て方
未経験者の場合、次のような順番でまとめると分かりやすくなります。
① 不動産営業に興味を持った理由
↓
② これまでの経験
↓
③ その経験をどう活かしたいか
↓
④ なぜその会社なのか
↓
⑤ 入社後に何を学び、どう成長したいか
長い文章にする必要はありません。
一つひとつに自分の経験が入っていれば、自然な志望動機になります。
≫ 例文を完成形としてコピーするのではなく「型」として使う
例えば、接客業から不動産営業へ転職する場合は、次のような考え方ができます。
「これまで接客の仕事で、お客様の希望を聞き、その方に合う提案をすることにやりがいを感じてきました。今後はより長くお客様の暮らしに関われる仕事に挑戦したいと考え、不動産営業に興味を持ちました。これまで身につけた接客経験を活かしながら、不動産や京都市伏見区について学び、お客様が納得して住まいを選べるよう支えられる営業を目指したいと考えています。」
大切なのは、この文章をそのまま使うことではありません。
自分が接客で何をしてきたのか。
なぜ不動産へ興味を持ったのか。
なぜ伏見区で働きたいのか。
人によって答えは違います。
例文は文章を借りるためではなく、自分の経験を整理するための型として使ってください。
≫ 面接では志望動機をさらに聞かれることがあります
履歴書に書いた志望動機は、面接で詳しく聞かれることがあります。
例えば、
「なぜ不動産営業なのですか。」
「なぜ当社なのですか。」
「接客経験をどう活かせると思いますか。」
「不動産について今どの程度知っていますか。」
「入社後に何を学びたいですか。」
などです。
そのため、文章だけ完成させるのではなく、書いた内容について自分の言葉で説明できるか確認しておきましょう。
≫ 未経験であることを弱みにしすぎなくていい
未経験者の志望動機で大切なのは、「経験がなくて申し訳ない」という文章を書くことではありません。
不動産経験がないことは事実として受け止め、その代わり、
これまで何をしてきたのか。
何を活かせるのか。
これから何を覚えるつもりなのか。
を考えます。
例えば、
「不動産業界は未経験ですが、これまでの接客経験を活かしながら、物件・契約・地域について一つずつ学びたい」
というように、現在とこれからの両方を伝えることができます。
未経験という事実より、未経験からどう成長しようとしているかを整理することが大切です。
≫ 自分の経験を整理してから、応募するか判断してください
センチュリー21ホームサービス伏見桃山店では、不動産売買の営業(アドバイザー)を募集しています。
募集は、不動産業界未経験の方も対象としています。
志望動機を考えてみることは、「会社へ何を言えば採用されるか」を考えることだけではありません。
なぜ自分は不動産営業に興味を持っているのか。
これまでの経験を活かせそうか。
これから新しいことを学びたいと思えるか。
地域に関わる仕事をしたいか。
こうしたことを整理することで、自分自身が本当にこの仕事へ挑戦したいのかも見えてきます。
まだ応募すると決めていない段階でも構いません。
仕事内容や働き方を確認しながら、自分のこれまでの経験とこれからの働き方を整理するところから考えてみてください。
センチュリー21ホームサービス 伏見桃山店
京都市伏見区桃山筒井伊賀東町47番地3 シャトー桃山1F
採用担当:林
電話:075-612-3721
≫ よくある質問
Q.不動産未経験の場合、志望動機には何を書けばいいですか?
A.なぜ不動産営業に興味を持ったのか、これまでの仕事で何を身につけたのか、その経験をどう活かしたいのか、入社後に何を学びたいのかを整理すると書きやすくなります。
Q.「家を見るのが好き」という理由でも大丈夫ですか?
A.興味を持ったきっかけとしては自然です。ただし、不動産営業には物件案内以外にも調査、書類確認、契約準備などがあります。なぜ仕事として不動産に関わりたいのかまで考えると、より自分らしい志望動機になります。
Q.前職が不動産とまったく関係なくても書けますか?
A.はい。業種が違っても、接客、説明、スケジュール管理、確認、チームワーク、新しい仕事を覚えた経験など、不動産営業へ活かせるものがある場合があります。
Q.志望動機の例文をそのまま使ってもいいですか?
A.おすすめしません。例文は構成を考える参考にはなりますが、自分の経験や考えが入っていないと、面接で詳しく聞かれた際に説明しにくくなります。
Q.京都市伏見区に詳しくなくても志望できますか?
A.伏見区に詳しいことを応募の必須条件としているわけではありません。地域密着型の不動産営業では地域知識が役立つため、入社後に地域を学んでいきたいという姿勢も大切です。
■ 未経験からはじめる不動産営業ガイド
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