住まいるサポート21とは?
中古住宅のお取引前の建物のコンディションを把握し、必要に応じた保険や保証をすることで安心してお取引いただくための制度です。
中古一戸建てや、中古マンションをご購入されるお客様で、よく気にされるのは物件の保証についてです。購入後に「もし、雨漏りしたらどうすればいいだろうか?」「もし、シロアリが発生したら売主さんが保証してくれるだろうか?」など、購入後に起こりえる問題についてのご相談が多くございます。
また、売主様で万一、売却後に不具合があった場合の補償問題について不安をかかえておられる方も少なくありません。そんな売主様と買主様の不安を一度に解決するサービスが『住まいるサポート21』です!
インスペクション(住宅診断)とは?
建物の状態を把握し安心してお取引いただけるように、専門の講習を終了した建築士が屋根や外壁、室内の壁、天井の雨漏りなどの状態を目視、触診、計測などの方法で調査いたします。
これにより、建物の不備や欠陥をめぐった、物件売却あるいは購入後のトラブルを防止できます。
●建物の状況調査は誰が実施するの?●
既存住宅状況調査技術者講習を終了した建築士が、既存住宅状況調査方法基準に従って行います。
- 既存住宅状況調査技術者講習とは、国土交通大臣が告示に基づき登録した講習であり、5つの講習機関(平成29年6月末現在)が実施。終了者の情報は、終了した講習を実施した講習機関のHPで確認ができます。
- 既存住宅状況調査方法基準とは、国土交通大臣が定めた告示。既存住宅状況調査技術者(建築士)による構造・防水に関する調査内容・方法等を規定
●住宅診断の主な調査項目は?●
主な調査項目は以下のとおり、調査は目視・計測・書類等により行います。
1.木造(在来枠組工法)の戸建住宅の例
2階建ての場合の骨組(小屋組、軸組、床組)等の構成
2.鉄筋コンクリート造(壁式工法)の共同住宅の例
2階建てのババイの骨組(壁、床組)等の構成
3.実際の調査実施のイメージ戸建住宅の場合
・基礎のコンクリート部分のクラック等を確認(幅0.5mm以上のひび割れ等)
・外壁サイディング、サッシ廻りのシーリング材を確認(破断、欠損等)
・屋根や軒裏を見える範囲で確認(破損、雨漏り跡等)
・バルコニーの状況を確認(防水層の劣化状況等)
・室内の壁、天井等の雨漏り跡を確認
・1階床下点検口、各階天井点検口内の確認(基礎コンクリートや土台の状態、小屋裏の雨漏り跡等)
・各居室の床、柱で著しい傾斜の有無を確認(6/1,000以上の勾配)
・各水栓より水やお湯を流し、給水管。給湯管、排水管に水漏れ、詰まり、逆流、溢れ等が無いかの確認
中古住宅のための瑕疵保険とは?
一般的な名称を「既存住宅売買瑕疵保険」といいます。
瑕疵保険とは、万が一中古住宅の引き渡しを受けた建物の保険対象部分に不具合(瑕疵)が見つかった場合に、その補修費用を補償する保険です。
- 既存住宅瑕疵保険は、その中古住宅を販売もしくは仲介する宅建業者または住宅の検査を行う建築士事務所が加入する保険です。売主様、買主様が直接保険契約のお申し込みはできません。
※各種税制等を受けるにあたっては一定の要件があります。
買主様だけでなく売主様にとっても、検査とセットになった「既存住宅売買瑕疵保険」は売却をご希望の中古住宅に対する消費者の信頼性を高めるものであり、その付加価値向上にもつながります。
「既存住宅売買瑕疵保険」は売主様、買主様双方にとってメリットの大きい保険制度です。
住まいる保証21プレミアムとは?
住宅診断の結果、瑕疵保険に加入できない場合でも、日本リビング保証独自の基準によって、ご利用できる可能性のある保証サービスです。
●対応エリア●
日本全国でサービスを提供(エリアにより、別途出張料がかかる場合があります。)
●保証検査対応●
戸建て、マンション
●物件築年数●
戸建て、マンションとも制限なし
●検査有効期限●
検査日から1年間
●選べる保証期間●
「3ヶ月」「1年間」「2年間」から選択可能
●オプション検査●
同時申し込みで「設備検査保証」「シロアリ検査保証」の検査が可能