伏見区のクラゲのお店「Jelly Style」♪

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蒸し暑い日が続くと思ったら突然の記録的大雨。みなさま大丈夫でしたか?緊急避難について考えさせられる今日この頃です。

さて、どーんと話は変わりますが、今回は暑い夏に向けて見た目に涼しい、眺めてかわいい、クラゲのお店を紹介したいと思います。

そのお店は京阪深草駅のすぐ近く。東側の出口を出て疎水を渡った所にある「Jelly Style」さん。

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去年の12月に開店されたこのお店。クラゲのお店と聞いていたので、クラゲを売られているクラゲ屋さんなのかなと思ったらちょっと間違い(^^;)

もちろんクラゲそのものも販売されているのですが、クラゲを飼うために必要な設備を展示されながら販売され、さらにカフェまでされている、というお店でした。

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お店の中は…狭いです。基本はクラゲ関連を販売されているお店なので、席はカウンター席とテーブル席をあわせて8席程度。

テーブルにはクラゲの水槽が置かれているので、のんびりクラゲを眺めながら過ごすことが出来ます。

なんと天井を見上げれば。こんなところにもクラゲが♪

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このクラゲは、「ミズクラゲ」だそうです。

よく水族館でも見かけるし、お盆頃に海水浴に行くと見かけるとってもメジャーなクラゲ。水族館でも思いますが、こうやって光の中を泳ぐミズクラゲ、とってもキレイだと思いませんか☆

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このぷっくりまるくて白い水玉模様がかわいいこのクラゲは「タコクラゲ」といい、毒が無く比較的飼いやすく、人気も高いクラゲだそうです。遊泳力が強めとのことで、水に流されているというより泳いでいる感がして、ちょこちょこ動く姿がとてもカワイイ♪

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こちらは、「アカクラゲ」。毒があって、さされると痛くて有名なクラゲです。遊泳力が弱いので、水の流れるままふわふわと漂っているそうです。

ところでこの写真、クラゲとクラゲの間に輪っかの様になって居るものがわかりますか?こちらはアカクラゲの餌です。プランクトンを主に餌としてあげるそうなのですが、アカクラゲはなんと他のクラゲを食べるそうで、たまたま弱っているクラゲがいたので、餌として食べる姿を見せて下さいました。

細くて長い触手に餌がくっつくと、どんどん短くなって体の方へ運びます。そしてストロー状になっている太い触手が絡まってすいとり、傘の真ん中に持って行って食べるそうです。

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はじめは2匹で取り合っていたのが、気付くと4匹でとりあってるっ!!クラゲの競争心がかいま見えておもしろい♪ものすごくお互い絡まってるように見えて心配したのですが、ちゃんとほどけるそうです(^^)

水族館のクラゲもですが、水槽の中をぐるぐるまわっていることが多いですよね。どうしてなのか聞いてみると、わざと水流をつくっているのだそうです。遊泳力の弱いクラゲは水流がないと水底に沈んでしまって弱ってしまい死んでしまうのだそうです。クラゲにとっては必要なぐるぐるだったんですね。

 

あとびっくりしたことが。

クラゲの毒の強さにもよりますが、蓄積していくとアレルギー(アナフィラキシーショック)を起こすことがあります(もちろん個人差はあり)。

酷くなると命に関わるこのアレルギー、納豆(大豆食品ではなく納豆のネバネバが駄目らしい)を摂取することでアレルギーが促進され、クラゲ毒だけでなく納豆でもアレルギー反応が現れるようになるとのこと。

クラゲの毒と納豆。ものすごくかけ離れている様に思えるのに、意外なつながりですよね。

店長さんはちょっとシャイな感じの方ですが、さすがクラゲにくわしいっ!!

気さくに色々クラゲについてのお話を聞くことができるので、クラゲに興味のある方におすすめのすてきなお店です♪

また、お店の貸し切りOKとのこと。その場合、持ち込み料はかかりますが相談次第とのことなので、クラゲに囲まれながら仲間内でちょっとしたお茶会なんてものいいかもしれませんね☆

 

「クラゲ専門店 Jelly Style」
京都府京都市伏見区深草直違橋10丁目163
TEL: 075-205-0187
営業時間:11:00~19:00
定休日:月・木
京阪本線「深草駅」下車 徒歩1分
JR奈良線「JR稲荷駅」徒歩5分
駐車場なし

<ママさんライター:イサツキ>

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