春の風物詩

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春爛漫。4月に入りどんどん暖かくなってきましたね。今年は急に暖かくなったと思ったら寒くなったりと、なかなか気温が落ち着かない気がするのは私だけでしょうか(^^;)

それでも季節はぐいぐい進み、たくさんの花や草木たちが街を彩ってきている感じがします。

 

そんな春の代名詞といえば桜。
もう見頃の時期は過ぎ葉桜になってしまいましたが、今年もたくさんの桜が華やかに彩っていました。

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そこで、昨年に引き続き「私のおすすめ桜スポット」を今年も紹介したいと思います☆

 

①藤森神社

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「まちむすび」でたびたび紹介させて頂いている藤森神社。あじさいで有名な神社ですが、この時期に訪れると、鳥居のそばの桜が出迎えてくれます。

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こちらは本殿の裏側近くの桜。

私が訪れた時は散り始めだったのですが、風がふいて桜の花びらがサーっと目の前を覆う様子は、神社の厳かな空気とたまたま本殿でご祈祷されていた声と合わさって、ちょっと不思議な感覚。

境内には数本桜の木があるので、ぐるりと境内を散歩をしながらほっこりとした時間を過ごすのにおすすめのスポットです。

また境内には公園もあり(公園内には桜はないのですが・・・)小さい子供を連れた方が散歩に来たり、近くの学生さんがお弁当を持ってお花見される姿を見かけることもしばしば。

お弁当持って訪れるのも、いいかもしれないですね♪

藤森神社
京都市伏見区深草鳥居崎町609
京阪 墨染駅下車 徒歩7分
JR 藤森駅下車 徒歩5分
京都市バス 藤森神社前下車
駐車場有り(有料)

 

②墨染寺

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「墨染寺」とかいて「すみぞめでら」ではなく「ぼくぜんじ」と読むこのお寺。

ぱっと見た感じあまり目立たないお寺なのですが、門をくぐると目の前に広がる桜♪
じつは「桜寺」とも呼ばれ、桜まつりも開かれる地元では有名な桜の名所なのです。

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境内いっぱいに広がる満開の桜は、見ごたえがあります♪
そしてこの墨染寺には、もう一つ見所が。

それは、「墨染桜」。こちらは寺名とは異なり、「すみぞめざくら」と読みます。墨染桜は、茎や葉が青白く、その姿が墨染色(喪の色)のように見える事から、この名が付けられたそうです。

 

そんな墨染寺の墨染桜には、こんな言い伝えがあるそうです。
平安時代の頃の事。藤原基経が亡くなり、この地へ葬られました。
彼の死を悼んだ友人の歌人 上野峯雄が、次の様な歌を読んだそうです。

「深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染に咲け」
すると、桜の花が墨染色に染まったと。

ちょっと歴史浪漫 感じませんか(^^)

墨染寺(ぼくぜんじ)
京都市伏見区墨染町741
京阪 墨染駅下車 徒歩2分
JR 藤森駅下車 徒歩20分
近鉄 伏見駅下車 徒歩15分
駐車場無し(近くにコインパーキング有り)

<ママさんライター:イサツキ>

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