こんにちは、みみです。
わたしは最近ものづくりに凝っていて、あちこちの体験教室等に参加をしています。
先日のお休みにも、数少ない和ろうそくの職人さんが伏見にいらっしゃって、
工房で和ろうそく作りや絵付けが体験できるそうで、予約をして友人と参加してきました♪
絵付けのみの体験もあるそうですが、せっかくなら最初から全部やりたい!と思い、製造から絵付けまでを体験してきましたよ(^^)
「中村ローソク」さん
近鉄竹田駅の北口を降りて、静かな住宅地を5分程歩くとお店が見えてきます。奥の赤いろうそくの看板が素敵でした♪
お店に入り、挨拶をしてさっそく工房の見学へ。
製造中にろうが飛ぶことがあるので、エプロンを貸し出してくださいます。それを着て工房へ移ります。
工房内を周りながら和ろうそくの原料や作り方についてお話を伺います。
ろうの原料は主に櫨の実や米ぬか、芯は和紙といぐさの髄を巻いたもので、すべて自然由来の物でできており煙やすすが少ないのが特徴だそうです。
今回わたしたちが作るのは、ライスワックスと呼ばれる米ぬか油を使用した和ろうそくです。
ひとりずつ職人さんに付いていただき、一通り説明を受けながら製造していきます。
まずはろうそくの芯を竹串に刺します
水に漬けられた木型を取り出し、芯を木型に刺していきます。
蝋を木型に流し込んだらしばらく待って、ろうが固まったら型を外します。
なかなかコツがいる作業だったのですが、初めてにしては上手くできたとほめていただきました(^^)
最後に赤い塗料をろうそくのまわりに塗るのですが、これが一番難しい!
ろうそくを刺した串を回しながら塗料をかけていきます。
かけすぎて芯にまで塗料が付いてしまったり、ムラが出来てしまったり、やはり職人さんのように上手くはいきませんでした…
製造体験はここまで。
つぎはわたしたちが作ったろうそくに絵付けをします。
こちらでも最初に職人さんに説明を受けて、絵の具を使用してろうそくに絵を描いていきます。
用意していただいたパンフレットの絵柄を真似てもよし、オリジナルのデザインにしてもよし、とにかく自分の思いを込めるのが大切だそうです。
苦戦しつつも何とか完成しました!
ひとつはパンフレットのデザインから見よう見まねで描いた蓮の花。
もうひとつは、自分で考えた鯉の絵にしてみました。
和ろうそくは、最近ではお土産やインテリアとしても話題になっていますが、
本来はお仏壇にお供えをする花の代わりとして作られたそうです。
普段は火を起こさずお供えして、お盆やお彼岸・命日などご先祖様の大事な時に火を灯すと、功徳になるといわれています。
そんな和ろうそくを、皆様もぜひ手づくり体験してみてください(^^)職人さんの、深いお話も伺えますよ!体験は、予約が必要なのであらかじめお電話をしてからの参加になります。
もちろん作ったろうそくはお土産として持ち帰れるので、贈り物にしてもいいですね♪
【中村ローソク】
場所:伏見区竹田三ッ杭町57-8
営業時間:9:00〜17:30
定休日:日、祝 第2、4土曜日
電話:075-641-9381