藤森神社で節分祭

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「鬼は~そと! 福は~うち!」

 

そうです、2月3日は節分の日。
子ども達が通っていた幼稚園を覗いてみたら、子ども達ががんばって鬼に豆を投げてる姿が見られました。我が家も、毎年恒例で晩ご飯は恵方巻き♪イワシも食べて、豆まきもばっちりです☆

 

ところで、節分って2月3日とは限らないってご存じでした?!
「節分」とは「季節の分け目」という意味があり、「立春」の前日を指すのだそうです。「立春」は毎年日にちがかわるので、厳密に言うと「節分」も毎年かわってくるそうです。

また、節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と寺社が邪気を祓うために節分に行っていた豆打ちの儀式が合わさったものといわれています。初めは宮廷や神社が主に行っていたそうですが、江戸時代には庶民の間にも「豆まき」として広まったそうです。

まき方にも作法(?)があるようで、手のひらを上に向けてまくのだそうです。豊作を祈願して畑に種をまくしぐさを表しているので、オーバースローで投げるようにまいてはだめとのこと。他にも、まく人は年男や年女、厄年の人がいいとか、まく部屋の順番まであるそうです。
調べれば調べるほど、色々知らなかったことが出てきますね(^^)

 

そんな歴史ある「節分」。各地で「節分祭」が行われていますが、藤森神社の「節分祭」に行ってきました。その紹介をさせて頂きます☆

藤森神社の「節分祭」は朝から行われ、夕方には太鼓や雅楽・舞の奉納がおこなわれます。そして、夜にはお待ちかねの鬼の登場。追儺式(豆まき)が行われるお祭りで

神社につくと、節分祭の提灯がお出迎え。今年はこの日が金曜日ということもあったからか、たくさんの「ひとっひとっ!」去年より確実に多かったと聞きました。また、子ども達の姿もたくさん見ることができました。

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これは、甘酒の無料接待。寒い中に温かい甘酒。温かさが体にしみわたります。ほんのり甘くておいしい。

 

ほっとしたのも束の間、おどろおどろしい音が鳴り響きます。さぁ、鬼の登場です!

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鬼は、どんどんと鳴る太鼓やガラガラという雷の音の中、「うおー」という声をあげながら舞台の上を縦横無尽に動き回ります。「誰か退治してくれる人はいませんか!」という司会者の声の中、現れたのが夕方に舞の奉納などをした方々や神社の巫女さんたちっ!さぁ、鬼退治だっ!

「鬼は~そと!」のかけ声のもと、無事豆をあて、鬼たちは逃げていきました♪

鬼が退散した後は、年男さんや年女さん達による豆まきです。この豆まきは、観客に向かって投げられ、観客は福豆をいただいて帰ります。

実はこの豆、小袋入りで当たり付きになっています。小袋に数字が書かれていたら当たり。景品と交換してもらえるのです。景品は、テレビなど豪華賞品もあるので、みんな必死っ!!袋をもって大きく広げる方もいれば、子どもを肩車してがんばるお父さんも。結構危ないです。特に小さいお子さんは、ほんとに要注意!

鬼の登場と福豆まきは、2回行われます。

 

我が家の結果は、息子くんが取った1袋(もちろん、はずれ)。
でも帰り際、たくさん取った息子くんや娘ちゃんのお友達が数個分けてくれました♪

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藤森神社には駐車場もありますが、来られる人が多いのでこの日はすぐに満車になります。なので徒歩もしくは自転車、公共機関の利用をおすすめします。

 

藤森神社
京都市伏見区深草鳥居崎町609
京阪 墨染駅下車 徒歩7分
JR 藤森駅下車 徒歩5分
京都市バス 藤森神社前下車

<ママさんライター:イサツキ>