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「ホームインスペクション」とは住宅診断のことを言い、住宅をご購入する際には非常に重要な判断材料となります。またご売却の際には付加価値の一つとなります。
不動産の購入、売却は人生の一大イベントであると言えます。しかしながら、特に中古住宅の売買では、まだまだ安心、納得して購入できる「お家」、付加価値を評価して売却できる「お家」が少ないのも現実です。
購入される方が安心できる「お家」のご提供とご売却される方のご資産を最大限評価をし、買主様・売主様ともに納得、ご満足いただける売買のお役にたちたい。
そんな思いからセンチュリー21ホームサービス伏見桃山店では、ホームインスペクション(住宅診断)をご提案させて頂いております。
ホームインスペクション(住宅診断)とは
「ホームインスペクション(住宅診断)」とは、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務。目視による屋根、外壁から室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。米国では州によって異なりますが、取引全体の70~90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。ホームインスペクターは住宅の「かかりつけのお医者さん」です。
「日本ホームインスペクターズ協会」は、住宅購入者が安心して住宅を購入できるよう、瑕疵(欠陥)の有無などを診断できる専門家を育成し、新築・中古住宅流通市場の透明化・活性化を促進させるを目的として設立された、インスペクターの研修・試験や消費者への紹介、建物知識の普及活動を行なう団体です。
JSHI公認ホームインスペクターのご紹介
センチュリー21 ホームサービス伏見桃山店 | ||
住宅診断士 林 裕介(はやし ゆうすけ) | ||
出 身| | 京都市伏見区 | |
家 族| | 妻と長女、次女の4人暮らし | |
趣 味| | 旅行・グルメ巡り・温泉巡り | |
資 格| | ・宅地建物取引士 | |
・住宅ローンアドバイザー | ||
・損害保険普通資格 | ||
・レジデンシャルアドバイザー | ||
・JSHI公認ホームインスペクター | ||
・空き家相談士 | ||
住宅診断の主な調査項目は
◆◆◆ 1.外周り状態 ◆◆◆
◆基礎
表面のひび割れや仕上げモルタル等の浮き・剥がれを目視・打診にて確認 (クラックスケール・打診棒を使用)
◆外壁
外壁材のひび割れ・ズレ・欠損・浮き・白華 塗装面の劣化(変色・退色、白亜化、剥離) 目地シーリング材のひび割れ・破断・白亜化などを目視・打診・触診にて確認 (クラックスケール・打診棒を使用)
◆屋根
仕上げ材表面のひび割れ・欠損・ズレ・腐食を目視にて確認 防水性能に影響しないかどうかに重点を置く (単・双眼鏡などを使用(建物周辺や上階・バルコニーより))
◆軒樋
仕上げ材のひび割れ・欠損・浮き・剥がれ・腐食を目視にて確認 (単・双眼鏡など(建物周辺や上階・バルコニーより))
◆雨樋
変形・破損・外れ・さび・(詰まり)を目視にて確認 (単・双眼鏡などを使用(建物周辺や上階・バルコニーより)) 外部に取り付けられている金物類さび・変形・破損・脱落・ぐらつき・支持部 材の腐食などを目視にて確認(単・双眼鏡などを使用) バルコニー防水層の破断、床面の沈み・腐食、手すりのぐらつき、支持部材 の腐食、欠損を目視・触診および自身の体重をかけて確認 外部階段欠損、破損、ぐらつき、腐食を目視および自身の体重をかけて確認
◆◆◆ 2.室内の状態 ◆◆◆
◆壁
柱及び梁のうち室内に面する部分仕上げ材の剥がれ・割れ・腐食・カビ 水染み跡を目視・触診にて確認 (クラックスケールを使用) ※経年変化や乾燥収縮などは総合的に判断する必要がある 傾斜の確認(オートレーザー・下げ振りなどを使用) ※勾配の傾斜6/1000以上を瑕疵が存する可能性が高いものとする
◆床
剥がれ・ひび割れ・欠損・腐食・カビ、著しい沈み・床鳴り、たわみを目視 および自身の体重を利用して確認。著しい傾斜には機器を使用して確認 (水平器、レーザーレベルを使用)
◆天
仕上げ材表面のひび割れ・欠損・腐食・カビ・水染み跡を目視にて確認 ※点検口より見える範囲で目視確認を実施
◆階段
著しい沈み・きしみ・傾斜などを自身の体重を利用して確認 傾斜には機器を使用して確認(水平器を使用)
◆サッシ・ドア・シャッター・雨戸など
動作不良がないか開閉・施錠して確認
◆◆◆ 3.床下の状態 ◆◆◆
土台および床組割れ・腐朽・虫食い跡・水染み跡・湿り気・緩みなどを床下 点検口より目視にて確認(懐中電灯・デジタルカメラを使用) 基礎および床下面著しい割れ・欠損・鉄筋の露出・蟻道と思われる付着物、 木屑の堆積などを床下点検口より目視にて確認 (懐中電灯・デジタルカメラ・クラックスケールを使用) 束緩み・浮き・腐食・蟻道と思われる付着物を床下点検口より目視および手で 触れて確認(懐中電灯・デジタルカメラ・含水率計を使用)
◆◆◆ 4.小屋裏の状態 ◆◆◆
梁、桁、小屋組および野地板著しい割れ・腐朽・虫食い跡・水染み跡・湿り気・ 接合部では、緩み・さび等を天井点検口より目視や可能な範囲で手で触れて確認(懐中電灯・デジタルカメラなどを使用) 各階間の天井裏、下屋小屋裏著しい割れ・腐朽・虫食い跡・水染み跡・湿り気・ 接合部では、緩み・さび等を天井点検口より目視や可能な範囲で手で触れて確認(懐中電灯・デジタルカメラなどを使用)
◆◆◆ 5.設備の状態 ◆◆◆
◆給水設備給水量不足・著しい変色を確認
※10ℓの水を溜めるのに要する時間が90秒を越える場合は給水量不 足漏水は、水栓・配管周りおよび水道メーターの動きにて確認
◆給湯設備
給湯量不足の確認
◆排水設備
排水不良・詰まり・漏水・水漏れ跡の確認 最終ます内の堆積物を目視にて確認
◆換気設備
給排気量不足・動作不良・異音などがないか、動作確認
◆火災警報器
設置の有無の確認 動作確認(動作確認用テストボタンによる)
◆その他
照明機器の点灯確認
実際の調査実施のイメージ(戸建住宅の場合)