京の台所「月の蔵人」

月の蔵人アイキャッチ

各小学校、終了式も終わり、春休みがやってきました。桜のつぼみもふくらんで、春到来ですね☆
さて今回は、大手筋商店街の近くにあるお店「月の蔵人」(つきのくらびと)をご紹介したいと思います。

月の蔵人①

「月の蔵人」は、日本酒で有名な「月桂冠」の酒蔵のひとつとして大正2年(1913年)に建築された建物を、平成14年(2002年)に四季折々の和食料理や月桂冠のお酒、そして歴史の趣のある酒蔵空間を満喫出来る場所として改築・改装されたお店です。

店内に入ると、大きな下足箱がお出迎え。靴を脱いであがります。

月の蔵人②

この下足箱、温泉で見かけるような雰囲気でちょっとレトロなかんじ☆
店内も落ち着いた和の雰囲気です。蔵を改装されているので天井が高く開放感もあります。ほりこたつ式のテーブルもあって、足が楽に出来るのは良いですよね♪

月の蔵人③

また、宴会用の座敷席もあります。

月の蔵人④

今回私は、こちらで「弥生御膳」をいただきました。

月の蔵人⑤

小鉢には、菜の花や筍などを使った季節感あふれる料理が並びます。もちろんそれらすべて美味しいのですが、おすすめはなんといっても豆腐っ!

月の蔵人⑥

お店自慢のこの豆腐。まずは一口、何も付けずにそのままで召し上がってくださいと言われます。
口に入れると、とろけるような食感と甘い大豆の香りをふんわり感じます。豆腐そのものの美味しさを味わった後、出汁のきいたつゆや各テーブルに用意されている塩をつけていただきます。

塩は、京都北部琴引浜でとれた「琴引きの塩」、昆布のきいた「なまら塩」、わさびのきいた「わさび塩」の3種類。それぞれ特徴があって美味しいのですが、私のイチオシはわさび塩っ!豆腐の甘さの中に、わさびのぴりっとした辛さがアクセントになってとても美味しいです☆

元酒蔵ということもあり、メニューには日本酒の種類がとっても豊富。今度は、呑むメインで行ってみたいかも☆

これから新年度がやってきて、新しい出会いもあり、親睦会やママさんのランチ会の機会も多くなるのではないでしょうか。そんな時、こんなお店はいかがですか?
小さい子どもを連れていても、優しく接してくださるので安心です☆ただし、人気店なので予約をおすすめします。

 

京の台所「月の蔵人」
京都市伏見区上油掛町185-1
TEL:075-623-4630
営業時間:昼11:00~16:00
夜16:00~23:00(ラストオーダー22:00)
定休日:なし
予約可・駐車場有り
アクセス:
京阪 中書島駅下車 徒歩7分
伏見桃山駅下車 徒歩9分
近鉄 桃山御陵前駅下車 徒歩10分

<ママさんライター:イサツキ>