伏見中書島にある昆布の専門店「きたせ昆布」さん。明治から続く老舗の昆布屋さんだそうですが、昨年、店舗のお隣に”だし”バー「おこぶ 北淸」をオープンされています。今回はその「おこぶ 北淸」を紹介いたします。
こちら「おこぶ 北淸」さんでは、お隣の老舗昆布店のお出汁や昆布を使用したおばんざいと、美味しい日本酒がいただけます。
お店は京阪中書島駅北口を出て、目の前にある通りを3分ほど歩くと見えてきます。
夜には写真の中央にある「昆」と書かれたレトロなネオン看板が素敵なのですが(残念ながらお昼間に撮影しちゃいました)通りがかった際にはぜひ見てみてください(^^)
バーとお昆布屋さんのどちらも間口が広く、開放的で入りやすくなっています。
バースペースは手前にカウンター席、奥にゆったりとくつろげる畳のお座敷があります。
メニューはとってもシンプルで、お出汁や昆布を使用したおばんざいと、その日にいただける日本酒が載っています。
■日本酒とおばんざい
日本酒は新しいものが入荷するとその都度メニューが変えられていて、味に飽きることがありません。季節限定のお酒や変わったラベルが目を惹くお酒なんかもあって選ぶ楽しさもあります(^^)
おばんざいは常時あるメニューと、季節や日によって変わるメニューがあります。どれをいただいてもお出汁や昆布の旨味を感じられて、日本酒にもとっても合います。
私の好物は「お昆布クリームチーズ」「蛸とアスパラのお昆布和え」などなど。
「お昆布クリームチーズ」は先程の写真のメニューなのですが、意外な組み合わせ!と思われるかもしれませんが、潮吹き昆布のピリ辛さとクリーミーなチーズの相性が抜群で、一度食べたら病みつきになります(^^)
そして美味しい日本酒やおばんざいをいただいた後には〆の出汁茶漬けがオススメです。
出汁茶漬けといえば、土曜・日曜はランチタイムにも営業されており、出汁茶漬け定食や、おばんざい定食などがいただけるんです(^^)
■出汁茶漬け定食1000円
昆布のおにぎりにみょうがやお味噌をお好みでのせて、おだしをたっぷりかけていただきます。おにぎりを食べ終える頃に、じっくりと火を入れた焼きおにぎりが出てきます。こちらもお茶漬けにしていただきます。おだしでからだがじんわりと温まって、ホッとします。
■おばんざい定食900円
ごはんと汁物おばんざい3品がついた、おばんざい定食。おばんざいや汁物は日替わりなので、色々な味が楽しめます。
以前は平日にもランチタイムの営業をされていましたが、現在は仕込みに時間が取れないため土曜・日曜のみの営業になったとのこと。ただし、予約を入れておくと平日でもお昼にお店を開けてくださるそうです♪
ランチタイムにもバーメニューがあるので、”昼呑み”もできますよ(笑)
お出汁への愛がたっぷりと詰まったお店です。是非一度足を運んでみてください。
【おこぶ 北淸】
住所:京都市伏見区南新地4-52
電話番号:075-601-4528
営業時間:平日 18:00~22:00
土日 12:00~22:00